虚弱体質の保育士がつづる話

保育士生活のこと、体質改善のこと、ゆるりと。

保育士2年目

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初めての主担任

2年目になって初めて2歳児の主担任を任されました。当時2歳児は14名だったので、保育士は私を含んで3名。

1名はキャリア豊富な50代の先生。もう1名は毎日日替わりで勤務されるパートの先生でした。保育士が辞めたり入ってきたりの入れ替わりの多い保育園でしたので、その点は大変でした、、、。毎回保育の流れや子どもへの接し方を伝えないといけませんので。 

当時勤めていた園では、私は正規職員でした(公務員)。怖い先輩先生からは、キャリアは浅くても正規職員は臨時職員を指導していかなければならないと言われていました。

経験がほとんどないのでベテランの先生方に指導するなんて、とんでもありません。 

でも、それは許されない、、、。やっていかないといけない。 

少しずつですが、指導というよりも角が立たないように「頼む」言い方で伝えるようにしました。

「私が先に部屋に入るので、外で子どもを見守ってもらえますか?」

「先生、時間なので給食を取りに行ってもらえますか?」などなど。

そのおかげか、保育士同士の人間関係はわりと良好でした。良かった~。

 

それ以外にも、日々の製作や書類など、他クラスの主担任の先生方をまねをしながら必死にクラス運営をしていきました。

  

新卒の保育士がやってくる

臨時職員は1年のうち2ヶ月間の離職というものがあります。

ベテラン先生が2ヶ月間離職をする時期になりました。変わって、新卒の保育士がクラス担任になることに。私も2年目、彼女も1年目。いや~大変です。

子どもたちの保育をしながら、新卒保育士に1から指導をします。しかも子どもたちは新卒保育士の話には全く耳を貸さないのです。わざと試す行動をして新卒保育士も参っていました。私も手を焼いています。どうしたら子どもたちと新卒保育士が仲良くなれるのか?試行錯誤の毎日でした、、、。

 

実習生がやってくる

実習生が来る時期になりました。保育園実習では、0歳~5歳児クラスをまんべんなく経験することが多いです。その中で、設定保育といって、そのクラスの担任になって保育をする課題があります。 

 

新卒保育士の指導で疲弊する毎日を過ごしていた私ですが、実習生が2日程入ることに。そして私のクラスで設定保育をすることも決まりました。

正直、なんで??と。

日替わりのパートの先生に指導し、新卒保育士の指導もしながら、さらに実習生にも指導をして、、、。傍で子どもは興奮してはじけまわってトラブル多発。かみついたりひっかいたり。悲惨な状態でした。

限界でした。私のキャパオーバーです。

 

忘れもしない冬

実習も無事に終わり、なんとか乗り越えました。しばらくすると、ベテラン先生も離職から戻ってきて、ホッとしました。担任は新卒保育士、ベテラン先生、私の3人に。

そして私が苦手な冬になり、案の定、副鼻腔炎に。薬を飲んで仕事をしていましたが発表会もあって、さらに無理をして仕事をします。サービス残業も多いです。日に日に悪くなるばかり。

昨年のようにインフルエンザで休むわけにはいかない、私が休むとクラスが運営できない、、、。あと少しで今年度も終わるから、もう少し、もう少し、、、。そう考えながら毎日を過ごしていました。

3月も終わりにさしかかった頃、ついに40℃の高熱を出してしまいます。こたつで震えながら検温したの時のこと、今でも鮮明に覚えています。

インフルエンザの検査をしても陰性でした。その時の症状は高熱、咳、鼻水、痰が出て胸の痛み。念のためレントゲンを取ると、左胸が真っ白で肺炎になっている、と、、、。

家に帰らせてもらえず近くの病院で即入院になりました、、、。やってしまった、、、。

医師からは、若い人は肺炎になる人が少ないので、よっぽど無理をしたんだねと言われました、、、。

保育園は年度末と新年度準備で一番忙しい時期。先生皆さんが全て準備をしてくださり、本当に申し訳なかったです、、、。数日ゆっくり休んでいたら大惨事にはならなかったのに、もっと迷惑をかけてしまいました。年度最後に子どもにも保護者にも挨拶ができず。新年度の入園式も参加はできませんでした。

 

幸い、一週間で退院し、その後一週間自宅療養をして元気になりました。

 

保育士2年目は社会人になって最も大変な時期でした。罰を与えられている?と思うくらい。このことをきっかけに、風邪を引いたら無理をしなように意識をするようになりました。

 

 

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