虚弱体質の保育士がつづる話

保育士生活のこと、体質改善のこと、ゆるりと。

保育士3年目

こんばんは、保育士うみです。

保育士の仕事は無理をして働かないといけないし、子どもたちが怪我をしないよう気を遣わないといけません。保育士2年目を終え、体も精神もくたくたでした。これは続けられない、、、と。
結局1年で辞めようと思っていたはずなのに、保育士が足りないから来年も働いて欲しいと言われ、さらにあと1年だけお願いと懇願され、、、。当時、断れなかった私は、3年目の春を迎えるのでした。
これで最後、あと1年だからがんばれるかな、と。

保育士3年目は肺炎復帰後から始まりました。


主担任に恵まれる
1歳児クラスの担任になりました。主担任はとても優しいベテラン先生。 同じクラスの担任は4人いたので、人間関係をなによりも大事にしていこうとお話されました。皆が気持ち良く仕事ができるように要望を出し合う機会を設けたり、悩みや話を聞いてとうすればうまくいくかを考えたり。
また、行動に移すことも早く、決めたらすぐに取りかかるため、締切よりもかなり前に仕事を終わらせていました。
クラス運営では、なるべく子ども同士のトラブルがないよう、1つの空間に少人数で過ごすよう指示されていました。 
さらに、保護者対応でも、送迎時のコミュニケーションを大事にしており、信頼関係をしっかりと築き上げていく先生でした。

素晴らしい先生です。保育士の鏡、お手本というべき先生でした。先生と巡りあえて本当にありがたかったなぁと思います。
 

1歳児クラス
1歳児クラスは当時18名いました。約8割が新入園児です。4~5月は部屋中で泣き叫ぶ声。家に帰っても子どもの泣き声が残り、耳鳴りがします。さらに、おんぶにだっこで肩や腰がバキバキに凝りました。毎日が筋肉痛で辛い、、、。腰が痛くて朝起きられない、、、。
腰痛が治らないので病院へ。コルセットを装着して仕事をすると楽になりました。整骨院にも通いました。 


苦手な冬
冬になるとやはり風邪を引いて副鼻腔炎になります。先生方も無理をして毎日がんばっているのに、私だけ休んではいけない、、、。迷惑をかけてしまう。薬を飲みながらまたしても無理をして仕事をしてしまうのでした、、、。当時はそれが美徳と思っていたようです。

年度のおわり頃から、体のだるさが顕著になってきました。寝てもなかなか疲れがとれず、休日も外出はできず家でゆっくりすることが増えました。疲れがたまっているからだろうと。この仕事もあと少しだからがんばろうと。実は、、、、後で分かったのですが、体のだるさには理由がありました。


念願の退職
大病をすることなく年度末を迎え、私は無事に退職することに。怒涛の3年間、本当に長かったです。辛い日々ともおさらば。

正門をくぐった瞬間、かごのなかから解き放たれた鳥のように羽ばたく私でした。


でも、、、あの保育園で3年間培った経験は宝物です。その経験があったからこそ、今もこうして保育士として働けているのかなぁと。当時は、働き方、力の抜き方が分からなかっただけ、大丈夫よと自分を認めています。



↓保育園で1歳児がよく遊ぶ玩具です


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