虚弱体質の保育士がつづる話

保育士生活のこと、体質改善のこと、ゆるりと。

保育士は体力仕事


こんばんは、保育士うみです。
保育士は体力を使う仕事です。

乳児クラスは赤ちゃんだから、走り回る2~3歳児よりも体力を使わないのでは?と思われるかもしれません。
ですが、走ることとは違った体力を使います。毎日筋肉痛になるくらい体を使います。笑


抱っこ
小さいうちは体重が軽いのですが、それでも
0歳児: 約7kg~10kg
1歳: 約10kg~13kgの体重があります。

入園したばかりの4月は、子どもたちがたくさん泣いて大合唱です。保育士は一人一人を抱っこで気持ちを受け入れます。そのおかげで、日中は腕と腰が痛みます。

特に入眠時は不安になりやすいため、抱っこで寝かしつけ。寝てしまうと脱力をするため、子どもの体重がしっかりと私の腕と腰にのしかかってきます。
そして今度は寝た子をお布団に着地するのが一苦労。少しでも背中が布団についた感触があると再び泣き始め、抱っこを求めます。敏感な子であれば、保育士が椅子や床に座ろうとするだけで泣いてしまうことも。

なかなか寝かしつけられず、もう腕も腰も限界!になると他の先生に変わってもらいます。無理をしすぎると体を壊してしまいますので。
子どもを腕から離した瞬間の開放感〜!!
ただ、その後は腕のしびれや震えがすごいです。箸をぷるぷる震わせながら給食を食べています。笑

お布団で寝れない子はおんぶでお昼寝をします。これまた腰と肩がバキバキに凝るのですよ、、、。体の限界が来る前に交代をしながらおんぶをします。
酷使すると、腰痛やヘルニアになる保育士さんもいます。私の義母も保育士でしたが、ヘルニアの手術をしていました、、、。
腹筋を使ってなるべく腰に体重がかからないようにおんぶをするよう意識をしています。


乳児クラスはスクワットの連続?!
0歳〜1歳児クラスの担任になると、一日の中で上下運動が頻繁です。

例えば、排泄(トイレ)の補助でいうと
 (座)子どもに排泄へ誘う声かけ
→(立)子どもと一緒にオムツを取りに行く
→(座)オムツを取る
→(立)トイレへ
→(座)ベンチに座ってズボン、オムツを脱ぐ補助
→(立)オムツを捨てに行く
→(座)子どもを便座に座る補助
→(立)ベンチへ移動
→(座)オムツ、ズボンを履く補助
→(立)手洗い場へ
→(座)手洗いの補助
→(立)クラスへ戻る

排泄の補助だけでも、こんなにも立つ、座るを繰り返します!!

この動作を3人〜6人に繰り返し行います。排泄は1日に最低5回は行きます。排便があるとその分、回数は増えます。スクワットをしているような感じですね。

他にも、子どもの手の届かない棚にある物を立って取る、しゃがんで子どもの目線を合わせるという動きが頻繁にあります。

肩、膝、腰を悪くする保育士さんが多いのはこのような動きや無理をしてしまうからだと思います。抱っこ等で腕を酷使して腱鞘炎になる方もいました。


私も体を壊さないように、無理をしないようにと意識をして仕事をしています。今は少しだけ体の使い方がわかってきたり、力の入れ方が少しわかってきたかなー?と思います。


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